ファッションデザイナーのイメージ
みなさんはデザイナーと聞くとどんな姿を想像しますか?
素敵なアトリエでスケッチブックにスタイル画を描いている姿?はたまたコーヒー片手に颯爽と展示会を巡る姿でしょうか。
華やかに見える世界ですがファッションデザイナーの日常はもっと地道な努力の積み重ねです。
今回の記事ではそんなファッションデザイナーの仕事内容について実体験を元に紹介してきたいと思います。
ファッションデザイナーの仕事内容
仕事の流れ
ファッションデザイナーと一口に言ってもその業務内容はさまざまです。
洋服や小物のデザインを出したらそれで終わりではありません。割とスタンダードな工程をおおまかに説明します。
- マーチャンダイザー1からのリクエストに沿ってアイテムの大枠を考える
- 絵型2を作成する
- 縫製仕様書3を作成する
- 素材を用意する
- パタンナーと生産担当者(または工場)に依頼をする
- 1stサンプルの修正
- 2ndサンプルの修正
- 最終サンプルの修正
大体こんな感じですが、
確認作業や検討会などが入ってくるため会社によって変わります。
会社によってファッションデザイナーの仕事内容はさまざま
ニットや布帛4などカテゴリ担当になる場合もあれば一人で全てのカテゴリを網羅するブランドもあり、店舗のあるブランドであれば店長会や展示会の準備や撮影関係のコーディネート組みなども行います。
小さいブランドであればプレスや生産管理など他の業務もやらなければならないでしょう。
ファッションデザイナーとして職探しをする場合は、なるべく詳細に仕事内容を聞いてどこまでがデザイナーの仕事内容なのかしっかり理解した上で応募しましょう。
私は小さなブランドも大きなブランドも経験しましたが、大きなブランドではきちんと役割が細分化されていたため働きやすかったです。
まとめ
今回はざっと仕事内容についてまとめましたが、ファッションデザイナーの仕事は会社によって本当に変わってきます。
ライフワークバランスをしっかり重視した働き方をしたければなるべく大手、または面接で仕事内容についてちゃんと納得できた会社に。
修行と思って経験値を稼ぎたい人は小さめのブランドに勤めると多くの業務に携わることができるでしょう。
なかなか珍しい職種ではありますが、私個人としては一番長く続いた職種なので刺激を求めるHSS HSPの方にもおすすめです。